22歳にして初めて期日前投票に行ってきました。正直なところ、わざわざ投票に行くのって、生産性悪くない?と感じていました。でも、実際に行ったことがないのにそれを論じるのはフェアじゃないなと思って、まずは体験してみようと思い、行ってきました!
「どんな感じなんだろう?」と、少しの好奇心とともに足を運んだ市役所での期日前投票の様子をレポートしますね。さらに、実際に行ってみて感じたことや、オンライン投票についても触れていきたいと思います。
期日前投票の流れは意外とスムーズだった
投票の手続きは意外と簡単で、まるでベルトコンベアーに乗せられているような流れ作業でした。まず、期日前投票のはがきについているバーコードを読み込んで、担当者に確認してもらいます。すると、サッと投票用紙が渡されて、あとは名前を書いて箱に入れるだけです。
「これだけ?」と思うほど、全てがスムーズに進んでいきました。オフラインの投票としては、回転率が高く、効率が良さそうな感じがしました。でも、それでも「やっぱりこれ、オンラインでできたらもっといいのにな」と思ってしまう自分がいました。
ちなみに投票所には職員さんがたくさんいらっしゃったのですが、「こんなにたくさんの人が本当に必要なのかな?」という疑問も湧いてきました。もちろん、皆さんが丁寧に対応してくださることはありがたいのですが、リソースの無駄遣いと感じてしまったのも事実です。
手書き投票の課題を感じた瞬間
名前を書いて投票箱に入れる、というシンプルな作業でしたが、手書きで書くこと自体にちょっとした疑問がありました。「字が汚い人の書いたものって、ちゃんと読めるのかな?」と思ったんです。実際に自分の名前を書くときも、字をしっかり丁寧に書かなきゃいけないというプレッシャーを感じました。
これは私だけではないと思います。皆さんも、手書きで書く際に「読み間違えられたらどうしよう」とか「見栄え良くしなきゃ」と思うこと、ありませんか?こういった手書きの不便さは、今の時代に合っているとは言えない気がします。
オンラインであれば、字の綺麗さや汚さに関係なく、誰もが平等に正確な情報を提供できます。それなのに、導入しないのはなぜなんでしょう。これがいわゆる日本の古き良き慣習の維持なのでしょうか?それとも、ただ単に「昔からこうだから」という理由で改善されていないのでしょうか?
若者の投票率と現場の印象
今回、期日前投票を行ったのは土曜日の朝10時30分ごろでした。市役所には、意外にもあまり人がいませんでした。私は並ばずに投票できましたが、帰るときには5人くらい並んでいました。投票所の空気を見渡すと、やはり若者は少なめで、全体の2〜3割くらいといった感じでしょうか。残りは50代以上っぽい方々が大半を占めていました。
これを見て、「ああ、これが日本の人口の縮図なんだな」と感じました。若者の投票率が低いというのは、やはり事実なんですね。でも、それも仕方がない部分があるのかもしれません。若い世代にとって、政治が自分たちの生活にどう影響するのかがわかりづらいというのもありますし、そもそも投票に行くまでのプロセスが面倒です。
特に仕事が忙しい世代にとっては、貴重な休日にわざわざ投票所に行くこと自体が大きな負担です。もっと簡単にできる方法があるなら、それに越したことはないですよね。これも、オンライン投票が導入されていない現状が影響していると感じました。
オンライン投票を求める理由
今回投票に行ってみた感想としては、「やっぱりオンライン投票があればもっと便利なのに」というものでした。休日にわざわざ会場まで足を運ぶのは正直面倒ですし、特に仕事をしている人にとってはその負担はなおさら大きいです。貴重な休みの時間を使って投票所に行くことを考えると、その負担は決して軽くありません。
オンラインであれば、出張中でも場所に縛られることなく、どこからでも簡単に投票ができるのです。
特に私たちのような若い世代や働き盛りの世代にとって、オンライン投票があればもっと気軽に参加できるのではないかと思います。マイナンバーと紐づけてオンラインで投票できる仕組みなんて、今の技術ならできそうな気がするんですけどね。デジタル庁とか、そういうことを進めてくれても良いのに、なんて考えながら投票所を後にしました。
日本の生産性の悪さや、技術の活用がなかなか進まない現状は、こういったところにも現れている気がします。デジタル化が進まない理由としては、セキュリティの問題や制度的な課題があるのかもしれませんが、もっと議論して実現に向けて動いてほしいなと思います。
投票に行く意味と未来への期待
「多分、選挙に行っても変わらないだろうな」という気持ちは正直あります。でも、それでもやっぱり投票しないと何も変わらないというのも事実です。たとえ政権交代があったとしても、マニフェストが全て守られるとは限らないし、政治家の言葉にどれだけ期待できるのかはわかりません。
それでも、「やってみないとわからない」というのは選挙も同じで、買わないと当たらない宝くじのような感覚で参加しています。自分の意見を表明する機会であることに変わりはありませんし、今より少しでも良くなる可能性があるなら、その一票を無駄にしないようにしたいと思いました。
オンライン投票がもたらす未来とは?
もしオンライン投票が実現したら、日本の政治参加率はもっと上がるんじゃないかと考えています。特に若者層や忙しい世代にとって、オンラインでの手続きは非常に便利ですし、ハードルが一気に下がりますよね。「手軽に参加できるからこそ、投票してみよう」という気持ちが広がれば、もっと多様な意見が反映される社会になると思います。
そして、オンライン投票の導入が進むことで、日本全体のデジタル化も促進されていくかもしれません。もちろん、セキュリティ面での課題や、技術的な問題もあるでしょうが、それを乗り越える価値は十分にあるはずです。
私たち一人ひとりの声が、もっと簡単に、もっと広く届けられる仕組みがあれば、政治や社会に対してもう少し前向きに参加しようという気持ちが生まれるのではないでしょうか。今回の投票体験を通して、私はそんな未来に期待を寄せています。
結論:オンライン投票の実現を望む理由
今回初めて期日前投票に行ったことで、オフライン投票の効率性や現場の工夫を感じる一方で、やはりオンライン投票の必要性を強く感じました。生産性を高め、効率を追求する時代において、わざわざ投票所に行くというのは、やはり非効率的です。
私たち一人ひとりが政治に関心を持ち、行動に移すためには、まずその手段をもっと手軽にする必要があると思います。そのために、オンライン投票の実現に向けて、もっと多くの人が声を上げていければいいなと感じました。
生産性という観点から見ると、選挙の現状には改善の余地があると感じました。それでも、選挙には参加し続けたいと思います。そして、その中で明らかに見えてきたのは、オンライン投票の導入が必要不可欠であるということです。今回の経験を通じて、その必要性を改めて強く実感しました。
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